展翅講習会
昨日は、昆虫標本のプロ(飼育もプロ級)の方に標本を教わりました‼︎
いつも売り物として本当に綺麗な標本を作る方で、
その方がどんなことをして美しいものを作っているのか、見てみたかったのです。
今回は軟化展翅をメインに、
私の家で保存していた蝶を使ってやって頂きました。
プロの技は
私が1年生の時に習ってやってきた展翅の仕方とは違うやり方でした。
翅を開いて形を整えるという基本は変わらないのですが、
準備から、
蝶、蛾の身体の仕組みを知ったうえでの作業がいろいろありました。
道具もそれに合わせていろいろ作ったり、使ったりします。
どの作業も大事なのですが、
特に難しかったことは、
触角の向きを整えてピンときれいにするところです。
軟化展翅で使う蝶は一度乾燥してしまったものなので、壊れやすいのです。
しかもすべての流れを時間をかけずにやるというので、これはすぐに上手くなるわけではないなぁと思いました。
生展翅も見せて頂きましたが、
死後何日も経っているものと、
先ほどまで生きていたものでもやり方が違うのです。
その時の蝶、蛾の状態を見ながら、だそうです。
標本を作るということは、
昆虫の体の作りも知らなければならないということがわかって、
勉強になったとても良い1日となりました。(#^.^#)
これからいっぱい練習して、
もっと上手に展翅出来るようになりたいです!