虫のあれこれ。時々書評。

虫と本が大好きな中学生女子。出会った虫について、読んだ本の書評など、書いています。平成29年度上野科学博物館 野依科学奨励賞を受賞。2018年度 日本昆虫協会 夏休み昆虫大賞受賞。2019年度 最優秀賞受賞。

選ばなかった冒険

今日は久しぶりに書評です。

『選ばなかった冒険』 岡田淳 偕成社文庫

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学が保健係のあかりと保健室に行く時、
ゲームの中の不思議な世界に入り込んでしまい、夢と現実、2つの世界をさまよい歩きます。

夢といってもどちらが本当の夢なのか?
どちらも存在するのです。
そして、夢の中でそれを共有するクラスメイトみんなが主人公。

2つの世界を合体させるため、
みんなは仕方なく冒険することに。

少し怖いシーンもあり、ハラハラドキドキ、
私だったら戸惑ってしまうような出来事ばかり…
でもとても考えさせられる、魅力的なお話しでした。


『びりっかすの神様』『2分間の冒険』『放課後の時間割』『ポアンアンのにおい』など、岡田淳さんのファンタジーの世界がとても好きです。
これから『ムンジュクンジュは毛虫じゃない』という本を読むところです。
虫の話でしょうか(´-`)
こちらも面白そうです(^ ^)