虫のあれこれ。時々書評。

虫と本が大好きな中学生女子。出会った虫について、読んだ本の書評など、書いています。平成29年度上野科学博物館 野依科学奨励賞を受賞。2018年度 日本昆虫協会 夏休み昆虫大賞受賞。2019年度 最優秀賞受賞。

悪ママ改造計画

今日は久しぶりの書評です(*^^*)

夏休みもたくさんの面白い本に出会いましたよ。

少しずつ書いていこうと思っています。

今日はこれです。


『悪ママ改造計画』

宗田理  光文社文庫


f:id:fabreimomushi:20180906163743j:plain


子どもをほったらかしてごはんすら出さなかったり、子どもを自分の思い通りの人間にしようとしたり、お金が無いのに遊びまくっているお母さんたち

そんな数々の悪ママたちをこらしめて退治しようと、中年院を作った謎の子供たちの集まり。

この中年院、古いお寺を改造したもの。

暴力あり、断食ありの中年院、

大人たちは震え上がります。


この中年院で悪ママたちは良いママに変わるのか?良いママとは何か?

そしてその集まりの正体とは。


時には背筋がぞくっとしたり、

時には笑え、最後はハッピーエンド‼︎


世の中にはいろいろなお母さんがいて、

子どもにとってイヤだと思う時があるかもしれません。

でも、いなくなったら困ってしまう存在です。

自分を産んでくれたお母さんに改めて感謝しようと思いました(^-^)

子どもも大人も成長して、みんなが幸せになれると良いですよね。



宗田理さんの作品を初めて読んだのは昨年。

ぼくらの大魔術師』でした。

『ぼくらの』シリーズはたくさん書かれています。

ぼくらの七日間戦争』も有名みたいですね。

そして、宗田さんのイマジネーションはすごい!いつもその世界にあっという間に引き込まれていきます。


嫌なことがあってスカッとしたい時に

オススメです。


やっぱり本は良いですね(*^^*)