動くゴミ
今、科学博物館で
『標本づくりの技 -職人たちが支える科博-』
が展示されているそうです。
一昨日の朝日小学生新聞に取り上げられていました。
9月から開催されていたのに知りませんでした(´⊙ω⊙`)
現在460万点の標本がある科博には
人類研究部、地学研究部、動物研究部、、
専門分野ごとに磨かれた職人技で自然の中から取り出した時と変わらない状態で標本づくりを行うスタッフの方々がいるそうです。
20年以上研究を支えている方もいるそうですよ。
その現場の裏側が紹介されている展示、
11月25日までなので、近いうちに絶対見に行きたいです(≧∀≦)
さて、
虫の話です^_^
近所の食草ポイントで8月に出会えたこのコ、誰だか分かりますか?
最初は糞?ゴミ?と思ったこのかたまりがモゾモゾ動いたときには
思わず笑ってしまう可愛さでした。
下の方にハサミが見えますね。
↓
屑や食べたアブラムシの死骸を片っ端から背中に積み上げていき、
ゴミに擬態しているのだと思います。
このクサカゲロウがまた今の時期に現れてます。
8月に出たコの次の世代かな。
ゴミが動く姿が可愛いので見つけたところ から連れて帰り、飼育しました( ^ω^ )
飼っている白いフワフワのワタアブラムシがたくさんついた葉をあげると、、、
↑
エノキについてしまったワタアブラムシもよくみるととっても可愛い!
ムシャムシャ食べて前足で横からパッパッとワタアブラムシの死骸を背中に乗せていきました。
たまに生きたままのコも乗っけてしまっていましたが、その作業はお見事です( ´ ▽ ` )
次の日も新しい葉を食べ尽くして、
こんなにワタアブラムシで背中が雪だるまみたいになりましたよ‼︎
しばらくしたら、
繭になりました。
クリスマスリースみたい。
そして、一週間後、
羽化しました!!
フワフワと飛ぶ小さなクサカゲロウの成虫の登場です(^ ^)
どうやって恋の相手をみつけるんでしょう。
気になりました。
これから、どんどん寒くなっていきますが、クサカゲロウのように面白い生態の昆虫、
まだまだ観察していきたいです(*´∀`*)