『飛ぶ教室』
今朝の空は飛行機雲がきれいに見えていました。
さて、
時々書評!です(^^)
『飛ぶ教室』
話の舞台はドイツ、ギムナジウムの寄宿学校。
生徒のジョニー、ウーリ、マティアス、ゼバスチャン、マルティンの5人の少年たちがクリスマスシーズンにいろいろな出来事を繰り広げます。
ある日ジョニーが書いた劇、『飛ぶ教室』の稽古中にウーリは突然飛び出して行き、
はしごから傘を持って飛び降りてしまいます。その真相は…
それぞれ境遇に悩みがあったり、
葛藤の中で泣き、笑い、一生懸命毎日を必死で生きている少年たち。
成長していく少年たちのいろいろな想いを感じましたし、とてもリアリティを感じました。
そして、読む方は誰もが登場人物の誰かに共感するところがあるような気がしました。
私は真面目でクールなゼバスチャンに少し共感出来るところがありました。
見守ってくれている大人や先生たちが言った正義や賢さ、勇気の話も印象的でした。
80年前に書かれた本のようですが、
今でも誰が読んでも楽しめるおはなしではないかと思います。
これからの季節にぴったりのとても良い本でしたよ!
また読み直してみようかな^_^