標本づくりの技 〜職人たちが支える科博〜
3連休ですね。
昨日は上野科学博物館の企画展、
『標本作りの技』に行ってきましたよ(^o^)
国立科学博物館といえば、何万点もの貴重な標本が所蔵されているので、
その標本がどんな技術で保存されているのか知れる展示、とても楽しみにしていました!
入り口では大きなツチクジラの本剥製標本が堂々とお出迎えしてくれていました。
自然に関する様々なものは
調査、観察、研究のために標本化されて、
その命を受ける、と書いてあります。
これからは時代の流れとともに標本の種類も多様化してくるみたいです。
スタッフのマネキン人形があちらこちらに…気になる ◠‿◠
これはインカ帝国の子どものミイラ。
最初はただのペルーの子どもとしか分からなかったものが、最新の科学技術によって時代も背景も分かったというミイラだそうです。
人類研究部
バラバラな頭蓋骨を30時間かけてちゃんとした形にしていました。
植物研究部
長い間、残せるように
特殊な方法、道具を使って標本を作っています。
動物研究部。
これはケナガネズミさん。
新種のタイプ標本が100年ぶりに収蔵庫から発見されたというもの。
仮剥製標本が並んでいます。
寄生虫の圧平染色標本❗️
平たくすることで体が透けて種類を判別出来るという標本。
小型骨格標本はたくさんのカツオブシムシに体を食べてもらってから、
骨を2週間煮沸していきます。
(カツオブシムシが頑張って小型動物を食べている貴重な映像も面白かったですよ(^∇^))
その作業を含めて動物研究部でのすごい方だそうです。
↓
…仮剥製と本剥製、どう違うのでしょうか?
蛾の軟化展翅をしている机(^^)
地学研究部。
これも道具が多いですね。
実物標本、複製標本、レプリカ標本、キャスト標本、乾燥標本、液浸標本、
骨格標本、さく葉標本、、
盛りだくさんの標本づくりの技、でしたよ❣️
研究のために形に残していく標本の技術や、
こんなにたくさんの作り方があることも知りましたし、それに関わるすごい方たちがいることもしれました。
行けてよかった(^^)
そして、
科博繋がりで。
特別展の『日本を変えた千の技術博』に行かれた先輩からお祝いにこんな蚕のペーパーウェイトを頂きました(*^o^*)
形が本当に本物みたいです。
蚕、頭持ち上げて、、下の写真のような動きしますよね。
とてもステキです!
どうもありがとうございましたo(^o^)o