夜のピクニック
風が冷たいですね(>人<)
先日のファーブル館で参加しました成果発表会のレポートを書きましたら、
こちらに載せて下さいましたよ(^人^)
↓
http://www.fabre.jp/juku2018.html#20181202
さて、今日は久しぶりに書評です(^ ^)
高校生最後を飾る『歩行祭』。
歩行祭とは、全校生徒が参加して、夜を通して歩くという伝統の行事なのです。
学校生活での思い出や自分の夢を語りながら80kmも歩きます。
そして甲田貴子はこの行事で密めてきた思いにカケをしていました。そのカケとは…?
本屋大賞受賞のあたたかい気持ちになるお話でした。
貴子はクラスメートの西脇融と異母兄妹、
その2人がこの歩行祭を通してお互いの複雑な環境での悩みを吹っ切ったり、関係が少し修復されたり、打ち解けあっていきます。
私はこんな複雑な環境にはいませんが、
私にも気になるクラスメートがいます。
趣味も考え方も違う女子ですが、その子も将来の夢や目的がはっきりとしていてそれに向かって努力をしています。
距離は近くはないかもしれないですが、お互いに意識しあっている存在です。
そういう子と夜行祭で歩いたら面白いかもしれないなと思いました。
たくさん歩いて、疲れても一緒に頑張って歩き続けなくてはいけないという状況だったら友達の距離は近くなるはずです。
夜でしたらなおさら普段言えないようなことも打ち明けられそうですし。
…80kmは長過ぎますけど(´-`)
一晩中虫を探しながら外灯をまわりたくなりそうです(笑)
はじめての恩田陸さんの本、
あっというまに読み終わった面白い一冊でした(^∇^)