日本野蚕学会 クワコ研究会2019に参加して
こんにちは(^。^)
三連休も最終日、ですね。
この三連休は虫、虫、虫、でした(^ ^)
連休の前半はお話していたように、
日本野蚕学会のシンポジウム企画、
クワコ研究会にて発表をしてきました♪
場所は京都工芸繊維大学嵯峨キャンパス。
今回は
解剖や蚕を提供下さったりと
とてもお世話になっている東京農工大学の横山先生から頂いたお話です。
そして、私の大好きな野蚕の学会ということで、とても楽しみにしていました。
野蚕学会は虫屋さんではない方々がたくさんいらっしゃると聞いていましたし、
その方々がどういう方々で、どんな研究をされているのか、
お話を聞ける、というのも興味がありました。
私の発表したシンポジウムは
野蚕学会の2日目、
クワコをテーマに研究されている先生方の会でした。
横山先生による
「新たに見つかったクワコ幼虫の寄生蜂」
から始まり、
◎「クワコ、カイコ及びカイコ×クワコ(F1)越冬卵の自然ふ化の様子」
◎「カイコとクワコで休眠誘導のしくみは異なるか?」
◎「ミトコンドリアCOIの遺伝子頻度からみた日本のクワコ集団」
そして最後に私の
◎「カイコとクワコの幼虫標本について」
でした。
蚕を研究されている先生方、
蚕糸センターにいらっしゃる先生の研究発表で、
蚕を専門に研究されているところから
更に蚕の大元のクワコを研究されているという視点がとても印象的でした。
難しいところもありましたが、
クワコには奥深い生態の謎がまだまだあることが分かって、とても面白かったです。
私は展示用に
蚕、クワコの幼虫標本を含めた生態標本、野蚕の生態標本をドイツ箱一箱を作って
見て頂きました。
発表後、標本展示もあわせて
たくさん感想を頂けましたが、
虫の色素について研究されている先生や
蚕糸を研究されている先生、
鱗翅学会の春の集いにいらっしゃっていた方、蛾類学会に入られている方、
お話を伺ってみたかった繭ハンドブックの三田村先生にも貴重な野蚕のお話などをうかがうことが出来てとても嬉しかったです。
発表を通して、
更に新しいアドバイスや別の角度からのご意見が聞けるので、
発表することは改めて素晴らしいことだと感じました。
またいつか、
面白い発表が出来るようなことを
研究してみたい、と思いました。
お話をくださった横山先生、
聞いてくださった野蚕学会の先生方、
どうもありがとうございました( ´∀`)
学会後の観光についてや、
本日のインセクトフェア2019については
また次回に書きたいと思います(^∇^)♪