君の膵臓を食べたい
こんにちは。
近所の桜は葉芽、花芽が出ていました。
桜が咲くと花粉ももうすぐ終盤になりますし、食草がサクラのコたちももうすぐ孵化ですね(ᵔᴥᵔ)
さて、今日は久しぶりの書評です。
ある日、学生の僕は病院で「共病文庫」と書かれた文庫本を拾う。
それは、僕のクラスメイトであるこの本の主人公の山内桜良の書いたものだった。
共病文庫を読み、僕は彼女が膵臓の病気にかかっていることを知る。
このことをきっかけに、性格の正反対の二人は仲良くなり、とても元気でいつも明るい桜良と一緒に、
旅行をしたりフルーツパフェを食べに行ったり。
他のクラスメイトにも怪しまれたりしながら二人は桜良の命があるだけ遊んだ。
僕が彼女にメールで送ったのが
「君の膵臓をたべたい」という一言。
その時、僕のところにある悲惨なニュースが飛び込んできた。そのニュースとは…
『君の膵臓をたべたい』というタイトル、
最初は内臓の話かミステリー小説かと思いました(≧∀≦)
読み進めているうちに、
昔の人は、どこか悪いところがあると、
他の動物のその部分を食べたという考え方からきていたことを知り、いろいろと納得しました。
最後、結局桜良は死んでしまうのですが、
死因に驚きました。
なんと、膵臓の病気とは関係ないところで死んでしまうのです。
この本を読んで、いつ訪れるか誰にも分からない「死」というものについて、
友達や人との関わりについて、
考えさせられました。
この小説、2016年に本屋大賞の2位で、映画化もされていたんですね!
まだ小学校1年生でしたので知りませんでした。
このお話が映画になるとどんな風になるのかビデオでいつか観てみたいです(^ν^)