虫のあれこれ。時々書評。

虫と本が大好きな中学生女子。出会った虫について、読んだ本の書評など、書いています。平成29年度上野科学博物館 野依科学奨励賞を受賞。2018年度 日本昆虫協会 夏休み昆虫大賞受賞。2019年度 最優秀賞受賞。

冬尺蛾 ここまでのまとめ2018.12.9-2019.3.2

こんにちは。


明日から春休みです!

春季講習の合間にどこに行こうか、

虫捕りに行けるかな、

と楽しみに考えています(^ν^)


さて、

今日はフユシャクのここまでのふりかえりをしたいと思います。


この冬はじめて行ったフユシャク採集。

最初はなかなか生息場所も分からなかったり、

見つけても種類を見分けるのも大変でした。

♀に出会えた時には想像以上に小さく可愛いらしい姿なのに

寒い冬を生き抜く強さみたいなものに感動していました。


今まで8回の観察、採集でどんなコに出会えたのか種類を書き出してみましたよ。


シロオビフユシャク ♀

ウスモンフユシャク♂

クロスジフユエダシャク♀

ウスバフユシャク♂♀

イチモジフユナミシャク♀

チャバネフユエダシャク♂

シモフリトゲエダシャク♂♀

ミスジフユナミシャク♂♀

クロバネフユシャク♂

シロフフユエダシャク♂

クロテンフユシャク ♂♀

ヒロバフユエダシャク♂♀

フチグロトゲエダシャク♂♀


展翅が最初の頃は失敗していたりで、

標本がないものがあったり、

♀も産卵を待って長く置いておいたら、

展足出来ない状態になってしまったり…

採集したものを全部標本に出来なかったのですが、

こんな感じになりました(^o^)

…フユシャクさん、ヤママユガに比べて場所を取りませんね(^^)

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♂がいないもの、♀がないものがいて、

数も少ないですが、

(まだ♀が何頭か未展足のものもいます)

並べたらすごく嬉しくなりました!


♀は標本にすると誰だか分からなくなる、

と聞いたことがありましたが、

たしかに翅のない種類はみんな同じに見えますね…


それでも大切な採集の思い出の記録です(^-^)♪


もうフユシャクが終わりの季節ですが、

まだ飛んでいた、、というお話も聞きましたので、

最後の最後にトギレフユエダシャクに会いに行きたい❣️

と思っています。


以前、蛾類学会で聞いた可愛い♀の翅を見てみたいのです。


フユシャク採集、まだ終わりませんよ(笑)


どうかまだ残っていてくれますように☆(^人^)