ふしぎな図書館
こんにちは。もうすっかり暖かいですね。
今日も普通に20度越えてたみたいです。
さて、今日は久しぶりの書評ですよ(^o^)
ふしぎな図書館
講談社文庫
「ぼく」はオスマントルコ帝国の税金の集め方を調べに、図書館に行った。
地下室にいってその本があるか聞くと、
受付の老人が本を探してくれた。
しかし、その本は貸出禁止。
老人に閲覧室で読むようにと勧められ、
連れていかれたのはなんと牢屋…
そしてそのまま閉じ込められてしまう。
図書館は本を貸すだけで何のメリットもないから、
代わりに来客者の脳を切り、
チューチューと吸ってしまう老人。
図書館の一部ではそんなことが行われていた。
さあ、「ぼく」は脱出できるのか?
面白さとともに来る背筋のゾクゾク感。
最後のバットエンドが後をひきました。
私は今回初めて村上春樹さんの作品を読みました。
図書館にとって、
確かに本を貸すだけじゃ何のメリットもないとは共感できますが、
脳を吸っちゃうのはちょっと…
でもつぶつぶで美味しいって、
どんな味なんでしょう、、
羊男が入れられるかもしれない一万匹くらい入った毛虫壺、、も、何の幼虫?^_^
不思議な世界観で引き込まれました。
面白かったので、
ほかの村上春樹さんの作品を読んでみたいと思いました。
おまけ。
学校のクラスでも本好きな友達と読んで面白かった本を紹介する係を作りました(^-^)
友達と本の話が出来るって楽しいので、良かった本をいろいろ紹介して、
みんなも本好きになって欲しいな♪