召使
こんにちは。
今週は朝日小学生新聞の
読書週間特集の折り込み記事に、
2年前書評委員だった時、
金井弓子さんを取材させて頂いた記事を再掲載してくださいました。
(偶然にもリポーター通信のアンケートもコメントを載せて頂きました(^^))
書評委員をやってから、
本選びを意識してするようになりましたし、
自分の書評を読んでもらえることが
すごく嬉しかったことを思い出しました。
この記事をみて、
小学生のうちに、また書評委員をやりたいな、
と思ったのでした。(^∇^)
なので、今日は書評繋がり、、
久しぶりに書評です♪
「悪魔のような女」より『召使い』
赤川次郎 角川文庫
中田家は、妻と夫の二人で暮らしている平凡な家庭。
ある日突然、
「無料で何もかもやってくれる」という召使が家にやってきます。
おどろいて試しに雇ってみると、
ご飯を作り、靴も磨いて、ハンカチにアイロンも、と何もかもやってくれます。
頼まれたことは何でもやってしまいう召使。
中田家の妻の母親まで殺してしまいました。
そんな時、
夫に好きな女が出来てしまい、
夫はその女と結婚したいとまで思うようになってしまいます。
妻を殺して欲しいと頼み込まれた召使。
召使は本当に殺してしまうのでしょうか…。
もし私が召使の立場だったら殺して欲しいと頼まれても絶対に殺さないのに、
中田家の言いなりのになっている召使の正体を知りたいと思いました。
有り得ない事だらけだからこそ面白い、
赤川次郎さんのミステリー短編集は、
寝起きに勉強の合間に、
電車の中で、子供から大人まで読みたい時に楽しめる本かもしれません。
赤川次郎さんは
本当にたくさんの本を書かれていますが、
どうしてこんなに面白い話を数多く書けるのでしょうか。?
知りたいです。
その裏話の
『僕のミステリ作法』という本があるらしいので、
今度、読んでみたいな、と思っています(^ ^)