猫神様と養蚕展
こんにちは。
冬らしい寒さが続いていますね。
今晩は雪も降るかもしれませんね...☃️
さて、一月の序盤に行ってきた
東京農工大学博物館の企画展、
「猫神様と養蚕展」のお話です。(^ ^)
農工大学で、いつもお世話になっている横山先生が手掛けている企画だとお聞きし、
興味をもったので行ってきました!
この看板に書いてある
「やっぱり最後は猫頼み」とはどのような意味なのでしょうか。
とても気になります。
最初の入り口近くのブースには、、、
猫とカイコにまつわる神社の地図が張られていました。
思っていたより沢山あるのですね。
このモニターでは、横山先生が実際に訪れた猫神神社の紹介がされていました。
15の神社に訪れたそうですよ❗️
これは、横山先生が訪れた神社のお守りや絵馬だそうです。
沢山あって可愛かったです!
こちらも猫神社のもの。何かご利益がありそうですね。!(^^)!
さて、
そもそも、この展示にある
「カイコと猫の関係」とは何でしょうか?
実は、とても深い関係があるそうですよ。
蚕の幼虫はネズミに食べられてしまうので、
猫がそのネズミを食べたり、追い払い、
蚕をネズミから守ってくれるという関係だそうです。
猫も蚕を食べてしまうのだと思っていましたが、
猫はとても良い存在だと知って驚きました‼️
養蚕が盛んだった時代には、
蚕を飼育するだけで子供を2人大学に入れることが出来る、
と以前伺ったことがあります。
蚕は本当に大切な存在だったのでしょうね。
それを守ってくれる猫は神様、
だったということでしょうか。😸
このように養蚕の絵には猫さまが描かれていますね(^-^)
こういったものに残っていることが、
猫神様の存在の大きさを伺えます。
新田義貞の子孫が家計の足しにと描いた『猫絵』。
掛け軸にされ、お守り、と
養蚕農家に大変有り難がられたそうです。(^^)
ヨーロッパで人気が出たものも
あったそうです^_^
驚いたのは、
蚕を鼠の食害から守るために大切にされたこの猫さま。
江戸時代は、
馬が一両に対して、
猫は五両w(゚o゚)w
しかも、
鼠が大発生した時にはよく鼠を仕留める猫は
七両w(゚o゚)w
子猫は二両‼︎
一両4万円の計算で、、、
活躍した猫さまは28万円⁉️⁉️w(゚o゚)w
猫は本当に神様のように扱われていたのですね。
こちらは蚕神だそうです。
人々は祀って蚕の餌の桑を自然災害から守ろうとしたようです。
養蚕が盛んだった江戸時代、
蚕がどれだけ大切にされてきたか
分かる展示でした( ^∀^)
私も、猫神様の神社にいつか行ってみようかなぁと思いました❣️