日本昆虫協会 ニュースレターより
こんにちは。
今年の冬はずっと暖かかったですが、
ここのところは寒いですね。
3月頭に出るはずのフチグロトゲエダシャクが出ている地域もあるようで
驚きます。w(゚o゚)w
さて、
最近は外に置いているヤママユガ類の越冬卵を冷蔵庫へ移動させたり、
エビガラスズメの蛹を意を決して( ̄▽ ̄;)
解剖したりしていました。
解剖は好きな作業の一つですが、
明らかに生きている個体に解剖バサミを入れるのは可愛そうで少し勇気がいるのです。
年明けに解剖に慣れていらっしゃる横山先生に伺ったところ、
蛹の解剖は生きたままの方が良いよ、というアドバイスを頂き、
実行するまで、、悩んでいたのです。(≧∀≦)
羽化してしまう前にというタイムリミットもありますし、
『見てみたい』という気持ちが勝って、
結局は手を合わせて、
大事な一体を解剖してみました。。
(後から蛾類学会の先輩方に麻酔すればよかったんじゃない?と教えて頂きました。
次はそうします!)
この解剖の詳細はまたいつか
書きたいと思っています。(^ ^)
今日は
日本昆虫協会のニュースレターについてですよ。
昨日、届いたこのニュースレター。
一昨年、日本昆虫協会・夏休み昆虫研究大賞で研究し、昨年3月に鱗翅学会で発表させて頂いた
イモムシ・ケムシの標本作りについての原稿を載せてもらいました。
少し詳しく乾燥標本の作り方を書きました。
小論文では書いていますが、
こうして文字に残して公表したのは初めてでした。
自分のやってきたことを、
このように何か形に残して公表することもまた大事なことのように感じました。
後ろには長畑会長のお言葉も記されてあり、
とても嬉しかったですし、
改めてこれからも自分のやりたいことを追い求めていきたいな、と思いました。
オマケ
昨年の今頃に参加したフユシャク観察会の報告も掲載されていました。
この日はたくさんのフユシャクに出会えて楽しかったことを思い出しました。
フユシャクシーズンが終わってしまう前に
採集にいきたいなぁ、と思っています。🎶
↓
この木によじ登っている人、
シモフリトゲエダシャク交尾体を捕ろうとしてる母です(//∇//)笑