オナガミズアオ 飼育
こんにちは(^ν^)
今年は梅雨が長いみたいですね。
先週までは少し寒かったですが、
今週はムシムシ暑いです(≧∀≦)
さて、
先週末は、
イモムシケムシの大先輩から
なかなか出会えないような凄い幼虫達が届き、観察に標本作りにとても癒されています(*^o^*)♡
更に、
いつ以来でしょう?
近場ですが、久しぶりにお出かけもして、
散策中にフクラスズメやオトシブミ、
ハナムグリなどに出会いましたよ。(o^^o)
フクラスズメは毎年のように会えている
ご縁のある幼虫な気がします。
格好良くて、可愛くて、ブンブンと身体を振り回して威嚇するユニークな幼虫です。
どこにでもいるような虫でも、植物でも、
自然の中で出会うことの嬉しさを、
再認識した週末でした。♪
さて、今日はオナガミズアオについてです。(^-^)
昨年はオナガミズアオとオオミズアオの飼育比較をしたことがありました。
そっくりな成虫ですが、
幼虫もそっくりなのか??
知りたかったからです(^。^)
そして、同じタイミングで運良く飼育が出来たのですが、
オナガミズアオの食草が
たまたま用意したものでは合わなくて、
終齢までいかなかったのです。
↓
https://fabreimomushi.hatenablog.com/entry/2019/05/31/213659
今回は、頂いた卵からハンノキ で飼育を
してきました。
そして、念願の終齢までいきましたので、
ご紹介したいと思います。(^-^)
初齢 8mm
2齢 孵化5日後
3齢(左) 孵化9日後 22mm
オレンジ色からグリーンになりましたよ。
3齢で一頭、幼虫標本を作りました(下)
4齢、いよいよもこもこしてきました♡(上)
4齢 孵化14日後 45mm
そして、この後、脱皮‼️
孵化24日後、
やっと、終齢のオナガミズアオさんに出会えたのです❤️
毛が出ている付け根の黒い色がはっきりしてきて、遠くから観ると
何だか水玉模様にも見えますね。^_^
かなり剛毛になってきました(笑)
顔からお尻まで葉っぱと同じグリーン、
本当に綺麗な色です。
おしり。
お祈りポーズ♡
今回は最後まで、
ハンノキをモリモリ食べてくれました。(^^)
ヤママユガ類はとっても大人しいですが、
最後は本当にたくさん食べますからね。(*≧∀≦*)
でも、湿地にあるハンノキ は水あげが悪くて、日もちがしません。(T . T)
しかも私の家の近くにはハンノキはたくさんあるわけではなく、
2日に1度、母に食草を少しずつ調達に行ってもらっていました。(ΦιΦ)
4齢はあっと言う間で、
標本に出来ませんでしたが、
上から終齢(吹き張り)、3齢(吹き張り)、3齢(一年乾燥)、3齢(一年乾燥)
2齢(一年乾燥)
で並べてみましたよ。♡
↓
オナガミズアオは、
緑色が残るタイプでした。
(色素の成分と聞いたことがあります。)
こちらは、
5月に羽化したオナガミズアオの標本と
並べてみました。
オナガミズアオの幼虫の成長を
最後まで観ることが出来て
とても嬉しかったです。(^∇^)❣️