富士山 イモムシ探し 後編
こんにちは(^ν^)
夏休みに入り、オリンピックも始まり、
気が付いたら、7月末ですねw(゚o゚)w
あれから、我が家のヤママユガの幼虫たちも、
蛹になったり、羽化したりしています。
さて、富士山での虫探し、
随分富士山に行ったきりになっていましたので(≧∀≦)
無事に帰ってきたいと思います(笑)
あれから、場所を移動して、
このような涼しい木立の中へ移動しました。
ちなみにここ、以前クマが出たらしいです。
w(゚o゚)w🐻
湿度が高く、苔も沢山、素晴らしい自然です。
過去の噴火口と言われている跡もありました。
↓
人の気配は少ない場所でしたが、
ここには、この様な木の紹介があり、
食草を覚えるチャンスでした(^。^)
漢字の表記もあり、
メモして写メしましたよ。
↓
こちらはイタヤカエデ。
もともとは、東北や北海道などの寒い地域に生えている木らしいです。
ヒメシャラ。
木肌がとてもすべすべしていて、永遠に触っていられそうなくらいでした。
こちらはオオイタヤメイゲツ。
イタヤメイゲツという木もあるそうです。
紛らわしいですね(≧∇≦)
こんな風に面白いくねり方をしている木もありました。
自然の力って面白い‼️
木の間には…トリカブト。。( ゚Д゚)
トリカブトはとても危険な植物で、
特に根の部分の毒性が強いらしいです。
葉の部分でも、1gでも食べてしまうと死に至る、と調べた本に書いてありました。
ヨモギと葉の形が似ているので、
うっかり食べてしまった( ゚Д゚)
なんてことには注意したいですね。
キノコもそうですが、
知っていれば危険も避けられる、
知識は大事だな、と思いました(^-^)
いよいよ、イモムシの登場ですよ❣️
マダラガ科のミノウスバ♡
残念ながら、寄生されていたようです。
ヤガ科のシラフクチバのようです🌸
頭部が素敵ですね。
サワフタギの木には。。
ん?小さな小さなイモムシ?
カイコガ科スカシサンです❤️
大先輩方が見つけられました。
お尻に突起があることを見逃しませんでした。
ひかりに当てると透けています。
模様といい、色といい何と美しい身体でしょうか。。♡
カイコガ科は集めたいと思っているのですが、集めようと思っても簡単に見つけられないコなので、
すごく嬉しかったです( ^∀^)🎶
サクラには。。
ヤママユガ科のヒメヤママユ❣️
黒い線が入っているのは、
若齢のうち限定なんですよね。
これが格好良い‼️
ヤママユガ類はやっぱり良いですね。
そして、サクラには
この姿、グリーンも美しく、赤い突起も、
本当にキレイなコです。
捕獲出来ても、今までなかなか標本に出来て
いなかったので、
今回こそはと、気合いをいれて、、
標本にしましたよ。緑が少し残りました❣️
続いて、エノキにいたのは、、
エダシャクガ亜科の
ムラサキエダシャク
枝、そっくりw(゚o゚)w
拡大するとこんな感じです。
↓
手までしっかり枝に擬態していますね。
この子の擬態技術も凄いですが、これを見つけた先輩も凄いです♡
アセビには、、
エダシャク亜科のヒョウモンエダシャク!
こんな虎柄だけでなく、黄色やオレンジぽかったり、黒っぽかったり色々なカラーのコたちがいました。
意外と見つけられなくて、木を揺すって、
落として見つけました。
↓
格好良い虎柄は標本にもしましたよ。
生体そっくりに出来上がりました^_^
上 標本
右 生体
(下 キシタエダシャク)
バラにいたこのコは…
エダシャク亜科のキエダシャク!
( 現地では写真が撮れず、
帰宅してから撮影したものです)
↑
というか、、
どこにいるか、分かりますか^o^?
3頭いますよ🐛
近づいてみると…
見事に枝に似ていますよね!
棘に似せた突起は、
触ってみると意外にフニャフニャなんですよ
( ´∀` )
これも出会って見なければ分からないことですよね。
とっても素敵なイモムシでした。
こちらは。
どちらかが標本ですよ。
分かりますか?
↓
正解は…
右側です。トゲもうまく残りました❣️
その後、飼育したコが、羽化(^。^)♡
とっても品のある素敵な成虫でした。
前編、後編にわたりました、
富士山のイモムシ探し、本当に楽しかったです❣️
ご一緒くださった、
凄い大先輩お二人に感謝です。
いろいろ教えて下さり、
どうもありがとうございましたm(_ _)m‼️‼️
オマケ。
頂きましたキバラケンモンの産んだ卵から育った幼虫は、、
(上 生体 下 標本)
無事に昨夜羽化しました❣️
格好良いですね〜
モフモフの
シタキドクガも元気していますよ❣️
顔も可愛いです♡
クヌギには、
こんなコも付いていました。(^。^)