虫のあれこれ。時々書評。

虫と本が大好きな中学生女子。出会った虫について、読んだ本の書評など、書いています。平成29年度上野科学博物館 野依科学奨励賞を受賞。2018年度 日本昆虫協会 夏休み昆虫大賞受賞。2019年度 最優秀賞受賞。

春の始まり

一昨日、食草の芽吹きのお話をしたと思いますが、
そろそろかなと、
2頭分のギフチョウの蛹を食草の吹き流しに置いたところ、昨日に羽化!
そして、ウスタビガの卵まで孵化しました!
とても暖かかったので、
啓蟄を待たずに春を感じてしまったのでしょうか。

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ギフチョウ。羽化不全だったみたいで、

いつまでも羽がくしゃくしゃ(*T_T*) 

狭い場所で羽化してしまったからかな?

越冬の管理の問題かな?

もう一頭は無事でてくると良いなと思っています。


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そしてこちらは孵化したウスタビガの幼虫。

とても小さくて5mmあるかないかくらい。

虫の餌担当の母が冬咲きの桜を見に行ったのですが葉がなかったそうです…

少し芽吹いていたところをとってきてくれたのであげてみました。

うーん、食いつきが悪い(>人<;)

早く孵化しすぎです。

冷蔵庫管理はあまりうまくいかない経験から、

冬の間、昼間は10度の室内で、夜は屋外という管理をしてきましたが、

ここからは残りの卵は

桜が芽吹くまで冷蔵庫管理が良いのか、

悩むところです。


ウスタビガは昨秋採った♀が産んだ子、

思い入れがあるので、

頑張ってみたいと思います。


この子たちは幼虫がキューキュー鳴くんですよ❣️

鳴いているところを聞きたいなぁ( ´ ▽ ` )



せっかく産まれた命、大事に育てていきたいと思っています。