2018-03-01から1ヶ月間の記事一覧
今週は、虫の先輩たちと昆虫採集にも行ってきました!今回は、野焼き後の野原の広大なところでの採集でした。見当たる限りの岩や石をひっくり返して、虫を探すという、私にとっては新しい採集方法でした!ここは、沢山の虫屋の方々が訪れるくらいの人気スポ…
昨日は野依科学奨励賞の授賞式に行ってきました。私は平成29年度に授賞された方の中で最年少でしたし少し緊張しましたが、ノーベル賞を受賞している野依先生から直接賞状を頂くことができ、とても嬉しかったです。野依先生のお話で特に印象に残ったこと。★科…
もう暖かい季節。桜も満開ですね!半袖の人もいるほどです。昨日のこと。家の前にヒラヒラと舞っている蝶がいました。そっと近づいて見ると、なんとムラサキツバメ♂だったのです❣️集団で成虫越冬するムラサキツバメ。地味ながらも紫が前から美しいなぁと思っ…
昨夜、上野科学博物館 人体展に行ってきました。解剖の歴史、顕微鏡の歴史、ヴェサリウスの「ファブリカ」やレオナルドダヴィンチの「解剖手稿」やいろいろな臓器の標本も展示されていて、盛りだくさんの展示でした。( ^ω^ )私としては、解剖の歴史のコーナ…
今日は朝から雪。寒かったですね。こんな日は読書か書き物か実験に限ります。今日は実験です!テーマは[幼虫標本] 今回実験させていただくのは、ニジイロカナブン。幼虫がかなり成長したので、手を合わせてからの実験です。ここまで、甲虫の幼虫実験例が少な…
今日はふとした時に読む「博物誌」の紹介です。博物誌 ルナール岸田国士 訳 新潮文庫生き物、植物などの短文集です。「蟻」一匹一匹が、3という数字に似ている。それも、いること、いること!どれくらいかというと、33333333333…ああ、きりがない。これはす…
2017年3月にファーブル会の会合で頂いたアマミナナフシの幼体。↓その後この子が大きくなり子どもを産み、その子たちがまた子どもを産み‥珍しい?♂も出たことも!そして、今、元気に家にいる子は3代目アマミ♀さんです。体にとまらせるとこんな感じ。今の時点…
昨日、駐輪所に自転車をとめにいくと、天井にガが張り付いていました。フユシャクです‼︎図鑑で調べてみたところトビモンオオエダシャクさんでした。シャクガ科の仲間も種類がたくさんあり、なかなか同定が難しいですね。前から見るとこんな感じ。雄は、触角…
今日は久しぶりの書評です。「少年科学探偵」より 紅色ダイヤ小酒井不木 真珠書院12歳の塚原俊雄君は大人も敵わないくらいの賢い少年です。科学を研究している俊雄君は探偵小説が好きになり、あらゆる学問を勉強し、科学探偵になる決心をしました。柔道3段の…
我が家のウスタビガの卵、あれから野菜室に移動させたのですが、、幼虫が合計で36頭孵化していますw(゚o゚)wもう花が咲いている種類の桜の枝を今日も確保してきました。もうすっかり春ですね!今日の虫はヤママユガつながりのクスサンです。久しぶりに思い出の…
今日は暗い話ではなく、明るい話です。私が、昨年1年間かけて書いた小論文が平成29年度上野科学博物館の野依科学奨励賞を受賞しました。今回かいた小論文は、私の1番好きなテーマ。数をなかなかこなせない実験もとても楽しかったですし、たくさんのことを学…
念願の虫クラブ立ち上げ!どうなったかというと…たちあがりませんでした_| ̄|○朝1番に先生からお知らせがあり、「アンケートの虫部希望者は9人で、残念ながら虫部は立ち上がりませんでした」と。あと1人書いてくれたら成立した、と言っていました(; ̄ェ ̄…
この間採集したフチグロトゲエダシャクを冷凍庫から出して標本にしました。<難しかったところ>◉触角・触角を展翅テープから出した状態で翅を展翅するところ。・触角がヤママユガのように綺麗に開かない。母は触角を広げて乾燥させるためにヤママユガと同じよ…
今日は、念願のフチグロトゲエダシャクの採集に河川敷へ行ってきました。採った方の情報では「一度見えても視界から消える」というので、どんな虫なのか、どんな飛び方をするのか楽しみにしていました。こんな感じの場所。暖かくなってきたのでモンシロチョ…
一昨日、食草の芽吹きのお話をしたと思いますが、そろそろかなと、2頭分のギフチョウの蛹を食草の吹き流しに置いたところ、昨日に羽化!そして、ウスタビガの卵まで孵化しました!とても暖かかったので、啓蟄を待たずに春を感じてしまったのでしょうか。ギフ…