腹の虫。
ここ最近、体が弱っていたところにお腹の
調子が悪くなって、虫でも入っているのかと思う状態でした。
しかも花粉が飛び始め…
まさに「泣きっ面に蜂」の状態でした。
(ーー;)
そこで思い出したのですが、
虫が出てくる慣用句って
意外に沢山ありますよね。
虫が関係する慣用句をいくつか書き出してみました。
・飛んで火に入る夏の虫
・苦虫をかみつぶしたよう
・蛇が出そうで蚊も出ぬ
・蟻の思いも天に届く
・頭の上の蝿を追え
・小の虫殺して大の虫助ける
・虫のいどころが悪い
・腹の虫がおさまらない
・虫の息
調べてみるとま
だまだあって、
日本人は暮らしの中に虫の存在が大きく、
親しんでいたのだと分かります。
俳句にも虫に関する季語がいろいろあったり、百人一首 にも虫が出てくるものがあります。
きりぎりす
鳴くや霜夜のさむしろに
衣かたしき独りかも寝む
藤原良経
楽しいうたではありませんが、
それでもきりぎりすの鳴き声が聞こえてきそうで素敵です。
昔の夏休みの自由研究はみんな虫の標本だったと本で読んだこともあります。
今は、「虫が」と言っただけで嫌がる人たちもたくさんいます。
ちょっとさびしい気がします。
自然がどんどん減って、虫がいなくなっていったら嫌だなぁ(>_<)
そんなことを考えていましたが、
今日、やっとお腹の具合がすっかりよくなりました(=^ェ^=)
気分爽快です‼︎
腹の虫はどこかへ行ったようです。