虫のあれこれ。時々書評。

虫と本が大好きな中学生女子。出会った虫について、読んだ本の書評など、書いています。平成29年度上野科学博物館 野依科学奨励賞を受賞。2018年度 日本昆虫協会 夏休み昆虫大賞受賞。2019年度 最優秀賞受賞。

最後のヘイケボタル

お盆が終わりましたね。


先日、蛍が都内でまだ観られるという場所に行ってきました!

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蛍といえば、6月に観られるものですが、

こんな8月の半ばに蛍とはどういうことでしょうか。

どれだけ観ることが出来るか、

興味がありました。

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係りの方に聞くと、

養殖で飼育されているところと契約していて、何回か運んできてもらうそうです。


このイベントの最初の期間は

食事する部屋からも本当にたくさんの蛍の青白い光を観ることが出来るそうです。


私が行った日は最終日前日、

ゲンジボタルはもう終わっていて、

ヘイケボタルだけが、何カ所かある大きな金網小屋に入っていました。

放し飼いになっているのも光が弱かったです。


私の手にも。

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なかなか写真では難しいですね(^_^;)

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それでも発光する虫、神秘的!

昔から愛されてきた理由がわかります。


母の子どもの頃は多摩川に普通に蛍を観ることの出来るポイントがあったそうです。

川が綺麗だったのでしょうね。

信じられません。

私もいつかどこかで野生の蛍がたくさん飛び交うところを見てみたいです(o^^o)


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東武動物公園では

10年近くかけて一年中発光するヘイケボタルを生み出した方がいて、

飼育装置の特許を取られたと聞いたことがあります。

成功への鍵は「蛍への愛」だそうですよ(^-^)

すごいなぁ。