埼玉県 秋探し
今年のヤママユガ類も最後のウスタビガを残すだけとなりましたね。
冬越し準備に入ってきている虫たち、
この時期はどんなコたちに出会えるのか
先週末、久しぶりに昼間の虫探しに行ってきました!
この場所はどの時期に行っても
いろいろ魅力的な虫がいる場所なので、
秋でも楽しみにしていました。
今回見つけたかったのはイラガの繭!
スズメのショウベンダコです(^^)
まずは
道沿いの木を丁寧に見ていきます。
早速、カエデの木には
ヒロヘリアオイラガの繭、
出て行ったあとの繭があちこちにありました。
しかも、人間がとどかないような高い位置にばかりあります。
頭が良いですね。
苔だらけの木には確実に何の繭もありませんでした。
途中こんなコに出会いましたよ。
水辺が近いですし
ハラビロカマキリなのでハリガネムシが入っていることを期待して持ち帰ります^_^
卵もあちらこちらに。
秋ですね。
そして、鳴く虫もまだいっぱい鳴いてました。
こちらは、アオマツムシ。
イモムシにも出会いましたよ!
↓
クロキシタアツバかな
こちらは寄生蝿が獲物のイモムシを狙っているところでした( ゚д゚)
イモムシは必死で身体を振って応戦していました。
イモムシも大変( ´Д`)
↓
これはススゲ?
綺麗な紫の枝豆にしかみえません^ ^
↓
ヤママユの抜け殻や
ミノガの抜け殻も!
サクラの木には何がいたでしょう?
ケンモンミドリヤガ、交尾中でした
見事に苔に擬態しています。
↓
そして、、、
⁈
木じゃないところにあったのは⁈
イラガの繭‼︎⁈
蓋も閉まっていて、まだ新しい感じです!
繭ハンドブックで調べてみると、
繭の表面の模様の幅が大きいとありました。
白の繭に茶色い模様がくっきりでている柄だと思っていましたが、模様もいろいろで、
柄は2つと同じものはないそうです。
高いところではなかったので、
そっと取ろうと…
この繭、相当固く、なかなか取れません( ´Д`)
寒さ、凍結からも身を守れるという繭です。
シベリアまで分布を広げている理由が分かりました。
何とか外しましたよ。
接着剤の跡のようです。
↓
来年、フワフワの黄色いイラガかキラキラの青い蜂のセイボウか…
どちらが出てきても良いなぁ。
自然の中をたくさん歩くとやっぱり楽しいです(^∇^)
秋をたくさん感じられた1日でした!