日本蛾類学会 みくに会
6月23日、24日で日本蛾類学会 みくに会に参加してきました。
まずは、採集例会前に行われたのが、
私が楽しみにしていた『幼虫採集会』
でした(^-^)
イモムシハンドブックの監修をしている
中島秀雄先生と一緒にイモムシを探し、
たくさんのイモムシのことを教えて頂きました。
先生も私たちもみんなで一生懸命探します♪
<幼虫採集会で採ったイモムシたち>
ヒメヤママユ
ここでは、計3頭のヒメヤママユを採集する
事が出来ました。
これはいまにも繭になりそうな終齢です。
私の飼育していたヤママユガの仲間は皆、
繭になったところなので、
また可愛い姿を飼育できる楽しみが出来ました♡
クロモンキリバエダシャク
頭ではない部分が顔に見える!
クネクネと動く姿が面白いです。
この子は先生曰く「難しいコ」だそうです。
中島先生はこのコを羽化させるのに何年もかかったという思い出の幼虫だそうです。
私ははじめて生体をみて感動しました。
2頭採集です!
ヒロオビトンボエダシャク
(食草はツルウメモドキ)
ヒロバトガリエダシャク?
背中の模様に個体差があるみたいで、
同定が難しいです(>_<)
顔は黄色に黒い目のような点2つ。
チャバネフユエダシャク❣️
羽の退化した成虫のメスにならないかなぁ(^人^)
アカバキリガ
このコは幼虫標本はあるので成虫にさせたい!
気温が低く小雨も降っていましたが、
イモムシは雨でもたくさん見つかることが分かりました。
先生の初めて羽化させた思い入れのあるイモムシについてのお話も興味深かったですし、
植物にもかなり詳しく、
幼虫の食草もなにを聞いても分かるので本当にすごいと思いました。
必ずしも食草にそれを食べる幼虫がいるわけではないというのも目の当たりにできましたよ。
中島先生の幼虫や自然に対する熱いものをたくさん感じました!
質問をしながら一緒に採集した時間はとても楽しかったです❣️
先生から頂いたお言葉
夜は定例採集会!
蛾類学会の皆さんのお話を聞きながら、
ペンションの外に張ってある布(トラップ)に蛾が飛んでくるのを待ちます。
こんな感じ。
他にも少し工夫したグリーンカーテンのトラップもありましたよ。
写真映りをよくするためだそうです。
成果はオオミズアオの♂!
外灯に飛んできていました。
気温がかなり低く、
お月様の状態があまりよくなく、
全体的にたくさんの蛾は来なかったですが、岸田会長はじめ、すごい皆さん達のお話しがたくさん聞けましたし、いろいろなことを学べました(^-^)
閉会後は大菩薩峠方面で、
虫捕り散策をして帰りました。
自然の中で、
良い週末を過ごせて良かったです(^-^)