オキナワルリチラシ 羽化
こんにちは!
今日は啓蟄。
随分暖かくなってきましたね。(^。^)
小学校生活も残り14日あまり、
卒業式に向けての練習なども
本格的に始まってまいりました。
土曜日も授業があったり、
中学校からの課題や準備で、
なかなか採集にはあれから出られていませんが、嬉しいこともありました♡
2月の頭にほぼ終齢で頂いた
オキナワルリチラシの幼虫たち。
https://fabreimomushi.hatenablog.com/entry/2021/02/07/203126
あれからどうなったのかと言いますと…
みんな葉を綴って繭を作りましたよ♪
↑
よく見ると、、
このコたちの繭、
面白いんです♡
繭の上の方に一つ糞?のようなものを
くっ付けていますよね。
↓
何でしょう?これ??
…たまに落ちちゃっているコもいましたが、見事に意図的にやっているようにしか見えません。
一体、どんな意味があるのでしょうか。。
以前、蚕を飼育した時に、
繭になる直前に、
コルクのような小さな最後の糞?
をみんな出していて不思議に思ったことがありましたが、
今回はそのコルクを思い出しました。(≧∀≦)
飼育をしていると、
この様に、
驚く様な生態を知ることがあります。
謎や不思議に出会うということは
新しいことを知るチャンスなのですね。
分からないままのことも沢山ありますが…
だから、飼育は楽しいのかもしれません。(^。^)
さて、営繭から2週間くらいして、、
昨日、美しい成虫が羽化しました❣️❣️
一見、黒っぽいですが、
角度によって
キラキラと美しいグリーンの前翅、
うっとりします。
博物館などでは標本を見たことが
あったのですが、
やっぱり実物は色のきれいさが違いますよね。
ん?
抜け殻がおかしいですね。。
くっ付けていた糞が取れていますよw(゚o゚)w
↓
左ふたつは羽化前、右ふたつは羽化後。
羽化すると取れる仕組み?
誰かへの合図??
残りのコたちも、
観察を続けようと思います。(^ν^)
↓
表側はグリーン。
裏側は、、ブルー♡
お腹は横側に黄色いラインが入っています。
幼虫の時の鮮やかなオレンジはどこにもありませんが、
どこから見ても美しいコです。
↓
幼虫時代も大人しいコたちでしたが、
成虫も大人しく、
飼育器を上まで上がったり、歩いたり、
たまに落ちたり、ヒラっと飛んだり、
しています。
沖縄の太陽の下で見かけたら
静かな宝石のようかもしれませんね。
一頭、展翅してみましたよ。(^。^)
後翅もキレイで驚きました!
オキナワルリチラシ、
素敵な蛾ですね。♡
次回は、
野蚕のあのコのことを、
書こうと思っています^_^