2/16 フユシャク観察会
こんばんは。
日中は日差しが暖かくなってきましたね(^○^)
昨日は日本昆虫協会さんのフユシャク観察会に参加してきましたよ。
最近、インフルになったりで虫探しにも行けていなかったので、やっと遊びに出られる!と楽しみにしていました。
15時に集合して、
夕方〜夜までの観察です。
フユシャクは種類にもよりますが、
日が落ちたあとくらいから活発になるみたいなので、
日中の様子と日が暮れる時、暮れた後の様子がそれぞれ変化があるのでしょうか。
いつもは夜間に活発になった後くらいから短時間でまわるので、
今回はそこのところを観察したい思っていました。
まずは目的地周辺まで来たら
長畑会長さんからフユシャクや今日の観察ポイントについてお話を伺いました。
会長さんは学生時代からここでフユシャク の観察を始め、
はじめてフユシャクをみた時にウスバフユシャクが紙吹雪のようにたくさん飛んでいて感動したそうです。
そして何年も観察していると、
同じ場所でも発生する種類が変わったり、
増えたり、ポイントが変わったりと面白い発見がたくさんあるそうです。
同じ場所で同じ虫を観察し続けるというのはすごいことですよね!
そして、探索が始まりました。
しばらくなかなか見つからず、
今日は厳しいかもしれないね、と言っているうちにある参加者の方がウスバフユシャク?の♀を発見。
その後、一番発生が多いポイントで、
少しずつ見つけ始めました。
シロフフユシャク♂
シロフフユシャク ♀も!
そして、見つけにくい木には、、
日中でしたがシモフリトゲエダシャクのペア❣️
母が手すりに乗ってまで写真を撮っていました(笑)
他のフユシャクに比べて本当に大きいペアで驚きました‼️
♀もビッグサイズです(^ ^)
こちらは
ヒロバフユエダシャク♂
この日はこのコが多かったです。
はじめてみましたが、とても綺麗なコでした。
日が暮れ始めると、
いろいろな種類の♀が歩いているのを目撃し始めました!
可愛かったのはヒロバフユエダシャク♀
後翅が大きめでおしゃれ❣️
12月にはじめて見たウスバフユシャクも
ペアでまだいました!
こちらは
クロテンフユシャク♂
ウスバフユシャク とクロテンフユシャクの発生する場所の違いは、
幼虫時代の食草に関係していることを教えてもらいましたし、
模様の違いなどもよく分かるようになりました(^∇^)
これは
クロバネフユシャク。
そして、♀がたくさん発生するポイントでは
卵も観察出来ました♪
ウスバフユシャクの産んだ卵でしょうか。
毛が付いています。
こちらはぶどうみたいな緑の卵、
ナミスジフユナミシャクの卵でしょうか。
毛が付いていなくて綺麗です。
お尻の毛束を卵に塗りつけるコと、
付けない種類がいるみたいです。
不思議ですね(^.^)
その後、ゼフィルスの卵がある場所も観察に行きました。
とっても小さい卵、
スタッフの方がライトで探してくれましたが、今年は不作?でなかったそうで、、
昨年の卵の抜け殻を見せてもらいました。
ミドリシジミの卵の殻。
こちらは
ウラゴマダラシジミの卵の殻。
生きていると淡い赤色で綺麗だそうです。
それにしても形が面白い(^◇^)
どちらも肉眼では見つけにくいレベルの小ささでしたよ。
こんな形の卵を作って見つかりにくいように産んでしまう虫はすごいですね。
観察会、
5時間半もじっくりゆっくり観察できて、
とても面白かったです。
どうもありがとうございました( ^∀^)
虫があまりいない冬の
フユシャク探しは楽しいなぁ♪
と改めて思いました。