『蚕の実験単』 そして 冬尺蛾採集part9
こんばんは(^∇^)
先日、農工大の横山岳先生から素敵な本を送って頂きました♪
『カイコの実験単』
横山先生は、
何年もかけてこの本を作ってこられたそうです。
蚕の世の中にためになるすごい実験の数々、
どんな実験があり、どんなことができるかも今まで分かっていませんでした。
私もやりたかった解剖すらも
横山先生に教えて頂いていなかったら出来ていなかったのです。
なので、専門の先生方がいろいろな実験や研究を詳しく書いてくれている学生向きの本とは、
私にとってとても新しく、嬉しい本でした。
いろいろな実験を他のイモムシで出来たら、と夢も膨らんできます(^。^)
難しいところもたくさんありますが、
じっくり読んでみたいと思います♪
どうもありがとうございました(^◇^)
さて、
先週末は久しぶりに先輩とフユシャク探索に行ってきましたよ♪
とても寒かったので、まだいるかもしれないと期待して向かいました。
この日はこの冬によく行った神奈川県と東京都内のトギレフユエダシャクが2週間前にたくさんいたという場所の2ヶ所をまわってみることにしました。
まずは神奈川県。
トイレから。
小さいのがたくさんいました!
↓
アオスジアオリンガ?私のお気に入りです。
チャイロキリガ?色も模様も可愛い!
カバキリガかな?美しいキリガですね^_^
クサカゲロウがいましたよ。
やっとフユシャク !
シロテンエダシャクです(^-^)
はじめて出会えました。
これはカギモンヤガでしょうか。
これは誰?
トイレの外には
ナナフシモドキの赤ちゃんも出ていました。
春ですね!
こんな幼虫もあちらこちらにいました。
シロテンエダシャクはあちらこちらにいましたが、、
トギレフユエダシャクの姿はどこにもありませんでした…
フユシャクの多い地といっても
やっぱり3月の末、もう遅かったかもしれません(T . T)
かすかな望みをもって、
別の場所へ向かいました。
そこでは、、、、
フユシャク♀!?!?!?
トギレさんはいませんでしたが、
こんな♀に出会えました(⌒▽⌒)♪
この日唯一の♀です!!
と、喜んで帰ったのですが。。
母と2人でフユシャク図鑑のどこを探してもこのコがいませんw(゚o゚)w
どういうことでしょうか…( ゚Д゚)
翌日に蛾類学会の岸田先生に
これは『メスコバネマルハキバガ』の仲間だと教えて頂きましたm(_ _)m
フユシャク♀にそっくりな翅の退化した別の種類の蛾がいるんですね。
驚きました( ゚Д゚)
蛾の世界は奥が深く、
本当に知らないことばかりだなと思いました(≧∀≦)
トギレさんには会えませんでしたが、
新しいことを学んだ採集でしたよ♪
この冬はフユシャク探しでとっても楽しかったです(*^ω^*)