『美しい蛾の世界』
こんにちは(^。^)
今日は春の嵐がきて大荒れですが、
春らしい毎日ですね。
…花粉症の私は、
今一番苦しい時期ですけど(≧∀≦)
春のお彼岸、
今週末はおはぎと桜餅、蕨餅まで
食べましたよ。♪
美味しかったです。(*^^*)
さて、
先日、虫の話を聞きたいと言ってくださった方とZOOMを通してお話する機会を頂きました。
そのおかげで、
昨年ずっと触っていなかった標本を箱に入れたり、
久しぶりに整理しました。
(甲虫やフユシャクも並べ直したくて、
今、新しい箱が届くのを待っています🎶)
美しい蛾に蝶♡
生態を表す標本が少し増えました!
オカモトトゲエダシャクや
モクメシャチホコ、
オオトモエなど
採集した時の思い出や
可愛らしさを思い出していました。
生態を表す標本を揃えて並べるところまで、採集や飼育で時間がかかりますが、
やっぱり形に残す作業は大事で、
素敵なことだなと思いました。
そして、少し前ですが、
美しい蛾たちを研究されている
大先輩、大先生方の形に残されてきた標本の展示
『美しい蛾の世界』を観てきましたよ。
東大博物館矢後先生監修の展示は
私の虫との関わりに大きく影響があったものばかりです。
今回は展示期間に
矢後先生と蛾類学会の岸田会長の
講演があって、
行く気満々で予定していました。
でも、受験が終わって
案内を見直したら応募して抽選となっていてびっくりしました。
母に問い合わせをしてもらったら、
今回定員20名よりはるかに多くの応募があり、入れない方が多数で締め切りましたと聞きました。( ꈨຶ ˙̫̮ ꈨຶ )
講演が聞けなかったのはとても残念ですが、
展示は行ってきましたよ。♪
中に入ると、、
生態展示
時期的にフユシャク、
それもカバシタムクゲエダシャクがいました!
生きている姿を見たのは初めてです。
♀、可愛いいですね♡
最近、蛾が、すごく人気らしく、
展示会場も私より小さな子供たちや、
ご家族連れがとても多かったです。
パネルでは、
溢れる魅力を紹介してくださっています。
最初に目についたのは、
毒を含む蛾類でした。
あ、オキナワルラリチラシ❣️
野蚕のコーナーは
撮りきれませんでしたが、
海外のもの、日本のもの、
見応えがあり、とてもとても素敵でした。
↓モモイロヤママユ。
顔がとっても可愛いです♡
生で会ってみたいな~。
ヤママユの展示コーナー。
やはり迫力があります。
あ、タヌキヤママユ?
どこかで聞いたことがあります(⌒∇⌒)
↓
いままで実物は観たことがありませんでした!
エゾヨツメの可愛らしさを思い出させるような野蚕ですね。(*^^*)
クスサンの色の変異にも驚きました。w(゚o゚)w
…こんなに採集するのにどれくらいかかったのでしょうか。
カイコガ科の蛾たちも本当に魅力的です。
↓
こちらは、
佐々木忠次郎先生と加藤正世先生の
コーナー
↓
佐々木忠次郎先生の研究の蚕の量、、
きちんと当時の記録が残っていることもすごいですよね
加藤正世先生もヤママユガ類を採集されてたんですね。
石神井公園のあたりにも当時は発生していのでしょうか。
左下にあった幼虫標本も、
見逃しませんでしたよ!(^。^)
↓
ヤガなどの蛾類
岸田会長のコーナー
ここも凄い展示でした。
翅が退化している蛾類のコーナー
フユシャクにミノガ
新津さんのオオミノガ標本
中島先生のフユシャクの標本
個人的にすごく観たかった標本♡
美しく全てが揃っています…
どうしたらあのフユシャクたちを
こんな風な標本に仕上げることができるのでしょうか…
ここには沢山の思い出やストーリーが
詰まっているんだろうなぁ…
上から横から、、
ため息ついてみていました。(´-`)
こちらは、雌雄合体(ギナンドロモルフォ)の標本。
一度でいいからであってみたいものです。
こちらは、会場内で流れていたビデオ。
知った顔の先生方もいて、
とても興味深く見れました。
実際の映像。これは蛾を確保して三角紙に入れている時の映像です。
小さい蛾は現地で標本を仕上げていました。
海外での調査も沢山行っているんですね。
と、、
まだまだあり、
紹介しきれませんでしたが、
蛾の魅力を大先生方の標本で語る、
素晴らしい展示でした。
「標本で保存する」ことの良さを、
改めて知ることが出来ました。
会期は来週末の3月27日(土)までです。
まだ足を運んでいない方は
是非、おすすめします❣️
蛾の魅力にはまってしまうかも、
しれませんね。(o^^o)
私も、また採集に行きたくなりました(^O^)