春休み 東海地方へ
こんにちは(^ν^)
春休みに入ってから、ずっと楽しみにしていた、
旅行に行ってきましたよ。
今回は御礼参りが旅の目的で、
虫捕り旅行ではなかったのですが、
緊急事態宣言も明けて、
虫は探しませんが、
今回の旅で出会うことが出来たのでしょうか???
旅のおさらいを駆け足で書いていきたいと思います(^-^)
名古屋から特急しまかぜに乗って…
一つ目の目的地、二見興玉神社に到着です!
この神社で一番有名な夫婦岩とかえるさんのツーショット。
雨は降っていましたが、海の香りがして、とても神秘的な雰囲気が漂っていました。
お次はこちら。
↓
こちらは以前、虫の先輩から
「ここにしかいないオサムシがいる」と
おすすめされていた、御塩殿神社。
写真からも伝わるように
「THE 自然」ですね。
この場所は昔、塩を焼くのに使っていたそうです。
鳥居はありますが、特に賽銭箱もなく、
神社というよりは「林」でした。
鳥のさえずり以外聞こえず、観光客は誰もいない、海に続く静かな地でしたよ。
タクシーの運転手の方の話によると、
「ここの神社を案内するのは25年ぶり」とのことでした(笑)
また、いつか、伊勢のオサムシ探しに来たいと思います。
お迎えバスの時間も迫っているので、
賢島へ移動!
ここは星空が綺麗に見える地、ということで
この地にあるリゾートを選びましたよ。
が(ΦιΦ)
あいにくの雨(ΦιΦ)
春の嵐、、、
ですが、部屋からの眺めは十分楽しめました。
一夜明け、
翌朝は快晴!!!
なんと東京ドーム62個分もあるという敷地をこんなカートでお散歩しましたよ(^∇^)
満開の桜。
ちょうど見頃の時期でした🌸
てふてふの丘
ハナムグリや蝶など、いろいろなものが
飛んでましたよ〜!
夕日の見える浜
南国みたいですね。
英虞湾が綺麗でした。
海に来たのは本当に久しぶりでしたが、
たまには海も良いですね(^。^)
名残り惜しいですが、
お次は鳥羽へ移動します。
今回は伊勢神宮には行かないで、
行きたかったこの神社に向かいました。
その神社とは…
神明神社です。
こちらも桜が満開!!🌸
ここで満喫、目的を果たしたのですが、
帰りはバスが2時間に1本しかこなくて、
待ち時間が沢山、、、(^_^;)
翌日の計画など練り直し、
更に、近くにあった海女さんの記念館に行ってきました!
海女さんが天井からつるされてる
凄い図ですw(゚o゚)w
↓
こうやってサザエをとる海女さんてすごい!!
縁起が良さそうなので持って帰ってきて、標本にしましたよ。(^。^)
この後移動に時間がかかるため、
名古屋へ移動。
素敵なお部屋での宿泊となりました。
さて、
奥の机の上にいるのは何だか分かりますか?
虫も今回の旅行に一緒にいます。(≧∀≦)
フチグロトゲエダシャク!
終齢で食欲がすごかったですが、
桜には困りませんでした(笑)
お世話をして2日目は終わりました。
3日目は、、岐阜へ!
岐阜城下の公園です。
バスを降りた瞬間、
東京都は違う木々の良い香りがしました。
木には、、りす⁉︎
岐阜には普通にりすがいるんですね♡
暫く歩くと、
今回の岐阜の目的、
日本で一番古い『名和昆虫館』に到着。
とても趣きがありますね。
春休みだからか、
私よりずっと小さい子どもたちが
いっぱいいました。
可愛い看板猫もお出迎えしてくれました。
入館するとすぐに、色とりどりの網。
所狭しと岐阜で採れる虫たち、
世界の虫たちが展示されています。
ギフチョウの生態展示もありました。
小さい幼虫も、成虫もいましたよ。
成虫。桜との相性が良くて、
美しく映えてますね。
久しぶりに見たな~。
可愛かった♡
この昆虫館は、
一度訪れたかったところで、
来れて良かったです。
岐阜は自然豊かな虫が多くいる地だということも知りました。^_^
オマケ。
今回の旅行で頂いた御朱印。
実は、御朱印集めも、
私の趣味の一つでしたので、
コレクションが増えて嬉しかったです。
旅から帰ると、、
一緒に旅行していた
フチグロトゲエダシャクさんたちは
みんな蛹になりはじめて、( ゚Д゚)
慌てて母と残っていた前蛹のコを幼虫標本にしましたよ。
間に合って良かった。🎶
今回の旅行は、
行きたい場所を自分で選び、
計画を立てました。
終わってみたら予想外の雨もありましたが、とても素敵な旅行になりました。
我慢が続いた一年でしたから、
行けて本当に良かったです(о´∀`о)
旅に出れるということは、
幸せなことですね。
追。次回は久しぶりに幼虫採集、夜間採集に行ったお話です(^ν^)
『美しい蛾の世界』
こんにちは(^。^)
今日は春の嵐がきて大荒れですが、
春らしい毎日ですね。
…花粉症の私は、
今一番苦しい時期ですけど(≧∀≦)
春のお彼岸、
今週末はおはぎと桜餅、蕨餅まで
食べましたよ。♪
美味しかったです。(*^^*)
さて、
先日、虫の話を聞きたいと言ってくださった方とZOOMを通してお話する機会を頂きました。
そのおかげで、
昨年ずっと触っていなかった標本を箱に入れたり、
久しぶりに整理しました。
(甲虫やフユシャクも並べ直したくて、
今、新しい箱が届くのを待っています🎶)
美しい蛾に蝶♡
生態を表す標本が少し増えました!
オカモトトゲエダシャクや
モクメシャチホコ、
オオトモエなど
採集した時の思い出や
可愛らしさを思い出していました。
生態を表す標本を揃えて並べるところまで、採集や飼育で時間がかかりますが、
やっぱり形に残す作業は大事で、
素敵なことだなと思いました。
そして、少し前ですが、
美しい蛾たちを研究されている
大先輩、大先生方の形に残されてきた標本の展示
『美しい蛾の世界』を観てきましたよ。
東大博物館矢後先生監修の展示は
私の虫との関わりに大きく影響があったものばかりです。
今回は展示期間に
矢後先生と蛾類学会の岸田会長の
講演があって、
行く気満々で予定していました。
でも、受験が終わって
案内を見直したら応募して抽選となっていてびっくりしました。
母に問い合わせをしてもらったら、
今回定員20名よりはるかに多くの応募があり、入れない方が多数で締め切りましたと聞きました。( ꈨຶ ˙̫̮ ꈨຶ )
講演が聞けなかったのはとても残念ですが、
展示は行ってきましたよ。♪
中に入ると、、
生態展示
時期的にフユシャク、
それもカバシタムクゲエダシャクがいました!
生きている姿を見たのは初めてです。
♀、可愛いいですね♡
最近、蛾が、すごく人気らしく、
展示会場も私より小さな子供たちや、
ご家族連れがとても多かったです。
パネルでは、
溢れる魅力を紹介してくださっています。
最初に目についたのは、
毒を含む蛾類でした。
あ、オキナワルラリチラシ❣️
野蚕のコーナーは
撮りきれませんでしたが、
海外のもの、日本のもの、
見応えがあり、とてもとても素敵でした。
↓モモイロヤママユ。
顔がとっても可愛いです♡
生で会ってみたいな~。
ヤママユの展示コーナー。
やはり迫力があります。
あ、タヌキヤママユ?
どこかで聞いたことがあります(⌒∇⌒)
↓
いままで実物は観たことがありませんでした!
エゾヨツメの可愛らしさを思い出させるような野蚕ですね。(*^^*)
クスサンの色の変異にも驚きました。w(゚o゚)w
…こんなに採集するのにどれくらいかかったのでしょうか。
カイコガ科の蛾たちも本当に魅力的です。
↓
こちらは、
佐々木忠次郎先生と加藤正世先生の
コーナー
↓
佐々木忠次郎先生の研究の蚕の量、、
きちんと当時の記録が残っていることもすごいですよね
加藤正世先生もヤママユガ類を採集されてたんですね。
石神井公園のあたりにも当時は発生していのでしょうか。
左下にあった幼虫標本も、
見逃しませんでしたよ!(^。^)
↓
ヤガなどの蛾類
岸田会長のコーナー
ここも凄い展示でした。
翅が退化している蛾類のコーナー
フユシャクにミノガ
新津さんのオオミノガ標本
中島先生のフユシャクの標本
個人的にすごく観たかった標本♡
美しく全てが揃っています…
どうしたらあのフユシャクたちを
こんな風な標本に仕上げることができるのでしょうか…
ここには沢山の思い出やストーリーが
詰まっているんだろうなぁ…
上から横から、、
ため息ついてみていました。(´-`)
こちらは、雌雄合体(ギナンドロモルフォ)の標本。
一度でいいからであってみたいものです。
こちらは、会場内で流れていたビデオ。
知った顔の先生方もいて、
とても興味深く見れました。
実際の映像。これは蛾を確保して三角紙に入れている時の映像です。
小さい蛾は現地で標本を仕上げていました。
海外での調査も沢山行っているんですね。
と、、
まだまだあり、
紹介しきれませんでしたが、
蛾の魅力を大先生方の標本で語る、
素晴らしい展示でした。
「標本で保存する」ことの良さを、
改めて知ることが出来ました。
会期は来週末の3月27日(土)までです。
まだ足を運んでいない方は
是非、おすすめします❣️
蛾の魅力にはまってしまうかも、
しれませんね。(o^^o)
私も、また採集に行きたくなりました(^O^)
シンジュサンとエリサン
こんにちは(^。^)
学校のクラブ活動も、
昨日で最後で、無事に終わらせることが出来ました。
私が卒業したらこのクラブは潰れてしまうのではないかと、不安は残りますが、
自分で作ったクラブを
自分で運営する、というのはとても素晴らしい経験でした。
協力して見守って下さった先生方に
感謝の気持ちでいます。
今日は予告通り、
ある野蚕についてですよ!
先日、九州にいらっしゃる大先輩から
素敵な蛾の標本(繭付き)が
届いたのです❣️
それは、
エリサンです。♡
昨年、コロナでなかなか外に出られない時期に、
飼育してみますか?と、
貴重な幼虫を送ってくださったのです。
飼育は家の中で出来る楽しみの一つ
でしたし、
エリサンを飼育出来ることが
凄く嬉しかったのを思い出しました。
『野蚕』の仲間、といいますが、
日本の野外にいなくて、
なかなか飼育は叶わないコ。
数年前に、
そのエリサンを観たことがありました。
幼虫も成虫もシンジュサンに似て、
繭もとても素敵で、可愛いな、と
思った記憶があります。
私のハンドルネーム?が『ヤママユ』というように、
野蚕が好きですから、
(もともとは、ファーブルがオオクジャクヤママユを研究されていたことから
好きになったのですが)
なかなか飼育出来ない貴重なエリサン、
とても嬉しかったのです。
その頂いたインドネシア産のエリサンの幼虫は、弱い血統だったのか、?
飼育が下手だったのか、?
大きくなるにつれて、
食い付きが悪くなり、
繭を作るところまではいかなかったのです。(T . T)
野蚕は育てやすく、
沢山育てた時は食草採集に苦労するくらいなのですが、
こういうこともあるんですね。
やはり、生き物は簡単には思い通りにいかないものですね。(≧∀≦)
それを知ってか、
大先輩のエリサン兄弟も数が減りながらも、成虫になったエリサンを、
標本にして届けてくださったのです。(*^o^*)
今日は、そのエリサンと、
似ているシンジュサンを
わかる範囲で
比較をしてみようかなと思います。(^ν^)
幼体比較
シンジュサン 初齢
黄色い皮膚に黒の大きめのドット模様
エリサン 初齢
こちらも
黄色い皮膚ですが、
小さい小さいドット模様。
両者とも、集団で行動していました。
シンジュサン
3齢くらいから毛が減り、
白くなり始めて、
4齢では可愛らしい消しゴムみたいになってきましたよ。
色は個体差がありますね。
エリサン
こちらの4齢もそっくりですね。
エリサンの方が青みがかった透き通った白に感じました。
繭
左はシンジュサン
茶色い糸で、葉を綴っています。
割と固いですよ。
右はエリサン
ふわふわの白い繭♡
大きさもかなり違いますね。
標本
シンジュサン
エリサン
並べると。
シンジュサンとエリサン、
似てますね。。
それぞれ、
成虫も色合いは個体差があると思いますが、
シンジュサンは可愛らしい、
エリサンは格好良い雰囲気がしました。
どちらも野蚕、本当に素敵ですね。(^ω^)
次回は、先週末訪れた、
東大の『美しい蛾の世界』の
展示についてですよ。♪
(これが素晴らしかったのです。(о´∀`о))
オキナワルリチラシ 羽化
こんにちは!
今日は啓蟄。
随分暖かくなってきましたね。(^。^)
小学校生活も残り14日あまり、
卒業式に向けての練習なども
本格的に始まってまいりました。
土曜日も授業があったり、
中学校からの課題や準備で、
なかなか採集にはあれから出られていませんが、嬉しいこともありました♡
2月の頭にほぼ終齢で頂いた
オキナワルリチラシの幼虫たち。
https://fabreimomushi.hatenablog.com/entry/2021/02/07/203126
あれからどうなったのかと言いますと…
みんな葉を綴って繭を作りましたよ♪
↑
よく見ると、、
このコたちの繭、
面白いんです♡
繭の上の方に一つ糞?のようなものを
くっ付けていますよね。
↓
何でしょう?これ??
…たまに落ちちゃっているコもいましたが、見事に意図的にやっているようにしか見えません。
一体、どんな意味があるのでしょうか。。
以前、蚕を飼育した時に、
繭になる直前に、
コルクのような小さな最後の糞?
をみんな出していて不思議に思ったことがありましたが、
今回はそのコルクを思い出しました。(≧∀≦)
飼育をしていると、
この様に、
驚く様な生態を知ることがあります。
謎や不思議に出会うということは
新しいことを知るチャンスなのですね。
分からないままのことも沢山ありますが…
だから、飼育は楽しいのかもしれません。(^。^)
さて、営繭から2週間くらいして、、
昨日、美しい成虫が羽化しました❣️❣️
一見、黒っぽいですが、
角度によって
キラキラと美しいグリーンの前翅、
うっとりします。
博物館などでは標本を見たことが
あったのですが、
やっぱり実物は色のきれいさが違いますよね。
ん?
抜け殻がおかしいですね。。
くっ付けていた糞が取れていますよw(゚o゚)w
↓
左ふたつは羽化前、右ふたつは羽化後。
羽化すると取れる仕組み?
誰かへの合図??
残りのコたちも、
観察を続けようと思います。(^ν^)
↓
表側はグリーン。
裏側は、、ブルー♡
お腹は横側に黄色いラインが入っています。
幼虫の時の鮮やかなオレンジはどこにもありませんが、
どこから見ても美しいコです。
↓
幼虫時代も大人しいコたちでしたが、
成虫も大人しく、
飼育器を上まで上がったり、歩いたり、
たまに落ちたり、ヒラっと飛んだり、
しています。
沖縄の太陽の下で見かけたら
静かな宝石のようかもしれませんね。
一頭、展翅してみましたよ。(^。^)
後翅もキレイで驚きました!
オキナワルリチラシ、
素敵な蛾ですね。♡
次回は、
野蚕のあのコのことを、
書こうと思っています^_^
2021 フチグロトゲエダシャク 観察会
こんにちは。
暖かくなって、
すっかり春ですね。(^ν^)
さてさて、
先週末は一年ぶりに某河川敷へ、
フチグロトゲエダシャクに会いに行ってきました❣️
空が真っ青。
私が住んでいるところと同じ東京都内ではありましたが、
心が洗われるほどの青さでしたよ。
いつもは2人から3人で採集に行くことが多かったフチグロトゲエダシャク採集ですが、
今回は大先輩にお声をかけて頂きました。
大先輩は、
25年前に未交尾メスを使って
オスを誘き寄せる方法を
独自で編み出した採集方法
『フェロモントラップ』を行います。
研究のためにも、
毎年大量の飼育をされているのだそうです。♡
この日はフチグロトゲエダシャクの発生のピークに合わせて、
羽化させた♀をたくさん用意してくださいましたよ。
あちらこちらに、
羽化したての♀のシャーレをセッティング。
いざ、観察です(^∇^)
観察中の研究などにいらしていた先輩方。皆さんカメラなどの器具も本格的でした!
フェロモントラップを始めてから
1分も待たないうちに、
既にシャーレにはオス‼️
交尾をしはじめていました。
メスの様子は、、
まさに羽化しているこコもいたり、、
ヨタヨタと、倒れたり動きもゆっくり。
これは、
蛹を挟んで向き合っていました( ´艸`)
可愛い♡
↓
こんな動きでも敵に食べられずに、
命を繋いでいるのですから、
余程のフェロモンを出しているに違いありません。。w(゚o゚)w
その後、
後から後からどこからともなくオスがやってきて、、
フェロモントラップの威力、
本当に凄いですΣ(・□・;)
せっかくなので、
お外へ連れ出して、
枝に付けて、オスの飛来も観てみようかと思います。
枝にとまらせた様子。
すぐに産卵管をだして、
フェロモンを出して、
オスをおびき寄せています。
枝の下の方に付けたメスの方には、、
すぐにオスがやってきて交尾を始めました。
こちらも地面に近い位置では
オスがやってきました。♡
日陰で地面スレスレが落ち着くのでしょうか。。
一度交尾すると触っても外れません。
10分くらいはこのまま…
飛来中は凄い激しい飛び方で、
写真どころか網に入れるのも大変なのに、、
この落ち着き…
種の保存がどれだけ彼らにとって大切なのか、がよくわかります。
その後すぐに卵を産み始めた♀!!
早い!!!w(゚o゚)w
そういえば
トラップ用のシャーレの中でも
交尾済みのメスは、
土の中にお尻をいれていました。
こちらは、
飼育したものではなく、
自然の中にいた貴重な♀!!!!
大学生の方がいた!と見つけていました。
こちらは蛾類学会の大先輩が発見された交尾体。
オスが3頭くらい群がっています。
その周りでも別のオスがフラフラ飛んでいました。
ここ何年も自然の中で自分で♀を
見つけたことがありませんでしたが、
この日は見つけられている方々を観察して、、
本当にこんなに普通にいるものなのだ、
と驚きました。
生態を知って、
採集しているところを観れて、
来年は♀が見つけられそう⁉︎な
気がしてきましたよ(^ν^)
フェロモントラップによる貴重な観察会、
とても楽しかったです🎶
お世話になった大先輩方、
本当にどうもありがとうございましたm(_ _)m✨
オマケ
昨日の学校のクラブ活動で
標本と生体を持っていって、
冬にいる旬の尺蛾、
フチグロトゲエダシャクについてみんなに話しましたよ。(^ ^)
…誰一人知らなかったですが。。(≧∀≦)
オキナワルリチラシ 幼虫標本
こんにちは(^ν^)
一か月ぶりの更新となってしまいました。
もう節分も過ぎ、春一番も吹き、
花粉もそろそろ増えてきて、
季節は春に向かっていますね。
受験は、、無事に終了しましたよ。(о´∀`о)
長かったような短かったような、
受験生生活でした。
現在、ホッとしている次第です。
皆さん、見守って下さり、
どうもありがとうございましたm(_ _)m
さてさて、
受験が終わって、
最初にやった虫のあれこれは…?
幼虫標本作り❣️
ほぼ『虫』を封印していた半年でしたから、
ちゃんと作ったのはかなり久しぶりです。
その久しぶりの幼虫標本、
誰で作ったかというと…
こちら♡
大先輩が送って下さった
石垣島産の「オキナワルリチラシ」です。
マダラガ科のオキナワルリチラシは、
成虫の色や模様がとっても素敵で、
私の好みで、
憧れの虫の一種です。
その幼体、ということで
とても嬉しかったです(#^.^#)
図鑑では確認していましたが、
実際に観る姿の透け具合や、
皮の表面の上品さ、
ハグルマヤママユの幼虫を思い出すオレンジ色の鮮やかさ、
実物は本当に可愛いのです❣️
終齢 体長は20㎜をこえています。
色も個体差があるようで、
茶色が強かったり、
薄い体色だったりしています。
こちらは亜終齢かな。
緑がかっていますね。
↓
お尻
頭
顔を隠している頭部とお尻が似ています(笑)
でも…
顔を出した姿は
可愛らしさは別格❤️
草履型のフォルムのイモムシは
やっぱり最高です。
このコ、毒素を出すようで、
強い刺激を与えるとこんな風になります。
毒を出している姿も綺麗ですね。(^。^)
↓
もったいないですが、
なかなかない機会、もう終齢のコもいるので、今しかありません。
ということで、母とそれぞれ一体づつ
幼虫標本にさせていただきました。m(_ _)m
↑
処理後、火にかける直前の仮膨らまし状態。
このままの形で出来上がったらなぁ。。
完成は、、(右側が標本。下は生体。)
左が標本 右が生体
生きている状態だと
足がオレンジ色で特徴的なのですが、
色が抜けてしまったり、
形が生体の様には整わなかったり…
とまだまだ課題はたくさんありますが、
出来ないかもしれないと
思っていたマダラガ科のイモムシが
形になったことが嬉しかったです❣️
やっぱり幼虫標本作りは楽しい(^O^)
残りのコたちが成虫になるのも
とても楽しみです(⌒∇⌒)🎶
2021🐛謹賀新年
2021年がスタートしましたね。(*^^*)
新年、謹んでお祝い申し上げます。
この年末年始は
昨年の影響で不足した授業時間を補うために異例で大晦日も元旦も今日も
塾のお正月特訓があり、
全く年が明けた気がしていません(≧∀≦)
…受験生とは、
こういうものなのかもしれませんね。。
昨年は大変な一年でしたが、
息抜きを山で、虫活動で、、
とも、なかなかいかずに
もどかしい日々でした。
そんな中、
お世話になっている先輩方の
お気遣いもあり、虫を届けて下さったり、
たまに連れ出して下さったり、
何とか乗り切れた気がします。
見守ってくれた先輩方、
本当にどうもありがとうございましたm(_ _)m
そして。
この新しい幕開けとともに
ウスタビガがペアで羽化、、、w(゚o゚)w
実は年末もまだ羽化は続いていたのでしたが、
♀と♂のタイミングが合わなくて、
やっとペアで出ましたよ(^O^)
それにしても、今???
ウスタビガの発生は
11月半ばあたりからでしたよね。
自然の中でもこんな時期に
ウスタビガは密かに発生しているのでしょうか。。
お正月のこの時期は
いつもフユシャク探しに出かけているので、
調べたこともありませんでした。
発生期間は環境によって変わるのでしょうから、自然の中では
人間が思いもしないようなことが
起きているのかもしれませんね。
まだまだ知らないことだらけです。
今年はどんなことが出来るでしょうか?
受験が終わったら、読みたい本を読んだり、
楽しい計画を立てたいと思います。♪
まずは、目の前の勉強を(*_*)
頑張ります!